犬の白内障 治療の目薬は?

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犬の白内障の内科的治療では点眼薬が使用されていましたが、以前は白内障の進行を抑える効果だけしかなく視力回復には外科的療法しかありませんでした。
ですが2010年に販売開始された点眼薬クララスティルは白内障の原因に作用するもので、この点眼薬の販売により白内障の改善を点眼液で行う事が可能になりました。

白内障の原因の多くが老化によるものであり、体内器官が衰え水晶体の酸化を抑えられなくなった結果白く濁っていってしまいます。
クララスティルに含まれるNアステルカルノシンは、点眼する事で水晶体の酸化を抑える成分と変化します。
元々水晶体の酸化を抑える事で眼球は透明である事を維持していたので、再度有効成分が眼に入る事で再び眼は透明になっていくのです。
現在シーナックなどのジェネリック薬も販売されており、より安価で扱いやすくなりました。


ただこれは新しい薬であり、カリーユニなどの以前から使用されてきた点眼薬もまだ使用されている事があります。
以前使用されていた薬では、白内障の進行を遅くする事を期待する程度しかありませんので、効果を期待したい場合は最新のものにしていきましょう。
この点眼薬の効果は高く、三か月の臨床試験で90%に視力が改善された結果が報告されています。
とはいえ白内障用点眼薬はどの状態でも効果が絶大という訳ではありません。

白内障の症状が出て期間が短いほど改善も早く出ますので、日頃から白内障の前兆である視力低下が起きていないか気をつけてあげましょう。
散歩中に壁にぶつかりやすくなってしまったり、動くものを追わなくなるなどといった事があった場合は白内障を疑っても良いかもしれません、
検査は動物病院で出来ますので、気になった場合は検査してもらいましょう。
早期発見する事で回復効果も高いものが期待出来ます。